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平成16年7月1日、「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産遺産に登録されました

吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は、紀伊半島の自然とそこに根付いた「霊場」や「参詣道」とそれを取り囲む「文化的景観」が中心となっていることが特色です。紀伊山地は神話の時代より神々が宿る場所として崇拝されてきた山々ですが、新しく渡来した仏教の影響の下、神秘的な力を身につけるための山岳修行の舞台となり、その結果、修験道の「吉野・大峯」、神仏習合の「熊野三山」、密教の「高野山」というように、それぞれの内容や起源を異にする3つの「霊場」とそれを結ぶ参詣道が生まれました。このような紀伊半島の自然とそこに根付いた「霊場」や「参詣道」とそれを取り囲む「文化的景観」が中心となる遺産は、日本では唯一、世界でも稀有の資産として価値の高いものと言われています。

世界遺産参道マップ

大峯奥駆道

世界遺産に登録されたのは、「紀伊山地の零場と参詣道」とされているが、この吉野から熊野本宮に至る「大峯奥駆道」は、厳密には参詣道ではなく、山伏が「大峯奥駆」という修行をするための山岳ルートである。つまり、修行道である。熊野は天台宗系の山伏(本山派)が支配しており、彼らは熊野から吉野へ修行を行い、後に熊野に進出した真言宗系の山伏は、吉野から熊野へ修行を行っていた。現在では、どちらの宗派も吉野から熊野へ向っているようである。この大峯を行きながら75の修行を行う。また、道中の山上ヶ岳(大峯山)は女人結界山として、今もその文化を守っている。

熊野参詣道小辺路

紀伊半島中央部を南北に縦断し、熊野三山と高野山の両霊場を最短距離で結ぶ経路である。 途中には伯母子山をはじめとする標高1,000mを越える3つの峠があり、熊野参詣道の中でも最も険しい道である。つづら折りの急坂が多い道だが、豊かな自然が今も手付かずで残っているほか、沿道には小規模な寺院や旅館の遺跡、道標、石仏などがあり、雄大な自然に包まれた趣がある。

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